2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

理論経済学への接近

前回は【実体経済編】として、自分の影響を受けた高橋亀吉について述べた。 今回は理論経済学についてである。 以前にも述べたが、学生時代も既存の経済学の理論や、経済学史にはある程度目を通したものの、「腹落ち」するものがなかった。 また、興味はあっ…

最も影響を受けた経済学者【実体経済編】

自分が最も影響を受けた経済学者について… それはスミスでもケインズでもない。 「知る人ぞ知る」としての、かなりマニアック寄りの存在だ。 昭和期に活躍した経済評論家・経済史家の高橋亀吉(1891-1977)である。 日本史上では、昭和の「金解禁論争」で言及…

【解の無い世界】で「別解を出す」力

「解の無い世界」に生きている、という決まり文句があるが、自分はそれが嫌いというか、釈然としないものをずっと感じていた。 正論を言っているようでいて、どうも何か「逃げている」ような気がしてならなかったからだ。 「正解はない」にせよ、現代社会に…

人生で、何かをestablishしに行くのか?

pha「パーティが終わって、中年が始まる」が気になり、チラ読みしたら面白かった。 正確には「(将来的に)骨身に染みそう」と「予感」した、とでも言うべきか。 「チラ読み」に終始したのは、「恐れを成した」からか。 連想して想起したのは、だいぶ前に読ん…