2024-01-01から1年間の記事一覧

人生が進んで、マーケ思想を受容できた

学生時代は、「マーケティング」という方法論自体は理解できても、「思想」としては受け止められなかったような気がしている。 自分の志向性として、「社会全体」を捉えたい、という知的衝動が先行していたため、「市場・社会への局所的アプローチ」を事とす…

「株主の与える時間」の本質

(長文注意) 現代世界の経済社会は、「資本主義」を基調とする。 「資本主義」という用語は、多面的かつ多義的で、恐らく、経済学者・社会学者・歴史学者によっても、ある程度共通項はあっても、各論的には定義が多様となることが推定される。 が、今回は、「…

時間の「意味」

えらく哲学的なタイトルになってしまったが、論じたいのは純粋な「実務的」(?)な内容だ。 所定の労働や作業的な中身であると、「時給換算で〇〇円」と弾き出されるのはリーマン的習性の一つかもしれない。 自分の場合、そうした換算をすることがほぼ、ない(…

自分だったら出稼ぎに行ったか?

円安で、日本国内での労働価値低下が鮮明になる中で、「海外出稼ぎ」に出るクレバーな選択肢が注目されている。特にオーストラリアが人気というのは最近よく見かける。 純粋に「稼ぐ」という観点だけで考えれば、確実かつ賢いやり方だ。 しかし、自分が学生…

「特化しろ」という横柄な思想には従わない

現代ではマーケティングを超えて、人生論・社会論の一般論として、「特化しろ、絞り込め、強みを作れ」ということが広く言われ、一種の規範性、というか能力の有力な判断基準の一つとして流通するようになった観がある。 自分にとっても、それらは学生時代か…